カイロス時間:All Dogs Live in the Moment--飼い主と一緒なら、何歳からでも犬は変われる

心理職の専門性ーー公認心理師の職責ーー(’20)吉川眞理・平野直己

2020年1学期に受講することにした3コマのうちの1つです。
放送大学では、公認心理師の受験資格取得のための必須科目となっており、今年開講されたものです。
テキストの目次は、以下のとおり。

第1章 導入:心理職における専門性とは何か

1.心理職に求められる専門性の概要
2.心理職の専門性の本質
3.心理職の必要条件として求められる知の体系

第2章 心の専門家としての臨床心理士と国家資格:公認心理師誕生の道のり

1.心の専門家へのニーズ
2.臨床心理士と公認心理師の違い
3.「心の専門家」の本質
4.心理専門職資格の意義とその存続
5.臨床心理士と公認心理師、二つの専門職資格をめぐって

第3章 心理専門職の倫理を考える

1.専門職に求められる倫理
2.守秘について
3.守秘の限界とインフォームド・コンセント
4.心理的アセスメントにおける倫理
5.基本的人権を尊重する心理的支援
6.心理的支援における人間関係について
7.心理専門職としての研鑽と自らの限界を知ること
8.スーパーヴィジョンの活用

第4章 心理専門職として出会う倫理葛藤

はじめに
1.チーム内守秘義務について
2.公認心理師法における守秘義務と連携義務
3.守秘の限界と心理専門職の限界
4.倫理と法の葛藤について

第5章 多職種連携における心理専門職の役割

1.多職種連携の中での心理専門職
2.多職種連携の定義、構造と過程
3.連携することの課題
4.多職種連携における心理専門職の役割

第6章 医療分野における心理専門職のはたらき

はじめに
1.総合病院における心理専門職の役割
2.精神科(心療内科)クリニック及び精神科病院における心理専門職の役割
3.チーム医療、連携について
4.心理専門職として歩んできた道のりをふりかえって

第7章 教育分野における心理専門職のはたらき

1.教育分野の現状と心理専門職の役割
2.教育分野における心理専門職とそのはたらき
3.教育の転換期における心理専門職の課題

第8章 福祉分野における心理専門職のはたらき

1.福祉分野とはどんな分野か
2.福祉分野における心理専門職とそのはたらき
3.福祉分野ではたらく心理専門職の課題

第9章 産業・労働分野における心理専門職のはたらき

1.働く個人を取り巻く変化
2.産業メンタルヘルス施策の変遷
3.産業・労働分野における心理専門職に求められる役割・姿勢・能力
4.産業・労働分野における心理専門職の職場・領域
5.まとめ

第10章 司法・犯罪分野における心理専門職のはたらき

1.司法・犯罪分野とはどんな分野か
2.司法領域の心理専門職のはたらきについて
3.司法・犯罪分野の心理専門職の課題

第11章 被災地における心理専門職の役割

1.はじめに
2.被災地における支援の基本となる考え方
3.実際の例にみる指針や基準の活用
4.まとめ、今後の課題

第12章 地域における心理専門職の役割

1.コミュニティとしての地域
2.地域における心理専門職の活動:具体的な実践を通して
3.地域における心理専門職の役割
4.まとめ

第13章 心理専門職に求められる実践の基本姿勢

1.実践のための基本姿勢について
2.支援を受ける人の安全の優先
3.心理専門職として害をなさないこと
4.支援を受ける人の立場を中心に考えること
5.情報の適切な取り扱いについて

第14章 心理専門職にとっての生涯研修

1.なぜ生涯研修なのか
2.心理専門職における熟達化
3.経験から「実践知」を獲得するために
4.心理専門職の技能の深みについて
5.心理的支援における相互的過程の発現

第15章 心理専門職にとっての自己課題発見・解決能力

1.実践から出発し実践を導く心理学および臨床心理学
2.心理専門職としてリフレクティブであること
3.おわりに:専門職としての心の理解に向けて


この授業はラジオ放送なのですが、夜寝る前に聞くととてもよく眠れます…。ほとんど、最後まで聞けた試しがない…(^^;)

私にとってはとてもよく眠れる睡眠導入剤となっております。

関連記事