Dogs ‘can predict human behaviour’
書誌情報The Herald, 16th December 2013.
表題の記事を日本語訳してみました。翻訳アプリにかけた日本語訳を英文に照らして修正していますが、表記のゆれや訳の間違いがあるかもしれません。正確に内容を知りたい方は、原文をご覧ください。
訳文
『犬は飼い主の心を読むことができる』という研究結果が発表された。ダンディーのアバティ大学が行った研究によると、訓練を受けていない犬でも、頼まれなくても人間の行動を「読み」、「予測」できることが明らかになった。
飼い主がじっと見つめたり、指差したりして、移動してほしい場所を示すと、犬はその場所に移動する。研究対象となった犬の訓練レベルはさまざまで、何年も訓練を受けた犬もいれば、捨てられ保護施設にいた犬もいた。
研究リーダーのクレア・カニンガム(Clare Cunningham)博士は次のように述べる。「犬が家畜化されるにつれて、人間の行動を理解する能力が選択されるようになりました。特定の人間と親しくなるにつれて、彼らはその人間にもっと注意を払うようになりました。このことは、親しさが増すにつれて、彼らが人間の行動をより効率的に読み取り、予測することさえできることを意味するのかもしれません」
学術誌『Animal Cognition』に掲載されたこの研究で専門家らは、訓練を受けていない犬たちがこれほどのパフォーマンスを見せるとは思ってもいなかった。しかし、訓練ではなく遺伝が犬たちの脳の働きをコントロールしていると結論付けた。
ポーツマス大学のジュリアーヌ・カミンスキー(Juliane Kaminski)博士は、次のように述べる。「異なる方向から来る証拠は、家畜化の過程における淘汰がこの領域における犬のスキルに影響を与えたことを明らかに示唆しています」