4Domestic dogs (Canis familiaris) coordinate their actions in a problem-solving task

表題の論文を全文日本語訳してみました。翻訳アプリにかけた日本語訳を英文に照らして修正していますが、表記のゆれや訳の間違いがあるかもしれません。正確に内容を知りたい方は、原文をご覧ください。
Abstract
協力的な狩猟は、パートナーと動きを協調させ、同時に獲物に反応しなければならないため、認知的に難しい活動である。
家庭犬はオオカミから進化した。オオカミは定期的に協力的な狩猟を行うが、犬が協力的な狩猟技術を保持しているかどうかは定かではない。
私たちは、2つの開口部があるフェンスの向こうで、2匹の犬にご褒美を与えた。
実験者が操作するスライドドアは、一方の開口部をふさぐことはできるが、両方の開口部を同時にふさぐことはできない。
犬たちはそれぞれの行動を調整する必要があり、一匹が通り抜け、餌を手に入れるためには、それぞれが異なる開口部の前にいる必要があった。
24頭すべてのペアが問題を解決した。
研究1では、犬が装置の仕組みを理解していることを実証した。
研究2では、ペアの成績は報酬の分割可能性に左右されなかったが、ペアがともに報酬を予期している場合には、行動を調整するのがより速いことがわかった。
しかし、犬たちは互いを監視しておらず、それぞれの個体が自己最大化を図ることで解決に至ったことが示唆された。