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[2004]二分聴取における右耳の優位性の半球非対称性

Hemispheric asymmetry of the right ear advantage in dichotic listening

書誌情報James Jerger, Jeffrey Martin, Hemispheric asymmetry of the right ear advantage in dichotic listening, Hearing Research, Volume 198, Issues 1–2, 2004, Pages 125-136, ISSN 0378-5955, https://doi.org/10.1016/j.heares.2004.07.019.
Notice

表題の論文を全文日本語訳してみました。翻訳アプリにかけた日本語訳を英文に照らして修正していますが、表記のゆれや訳の間違いがあるかもしれません。正確に内容を知りたい方は、原文をご覧ください。

Abstract:

相互相関分析を用いて、有向性注意・二分聴取パラダイムにおける標的右刺激および標的左刺激によって誘発されるERP波形を検討した。

言語処理に関する2つの実験のデータを分析した。

それらは、(1)音素の特徴、(2)一連の形態統語の異常を聞き取るというものであった。

ターゲット右波形とターゲット左波形の相関が最大になるのは、ターゲット右波形がターゲット左波形より遅れているとき(τシフト)であり、これはターゲット右波形の潜時が短いことを反映している。

このズレの方向は、二分聴取パラダイムにおける「右耳の優位性」に相当すると解釈している。

どちらの課題でも、τシフトは頭頂電極アレイ全体に一様に分布していたわけではない。

これは2つの波形の相対遅延に時間的勾配があることを示している。

結果は、二分音聴の構造的側面と注意の側面の両方に関連して解釈される。

Keywords:

Dichotic listening; Interaural asymmetry; Interhemispheric asymmetry; Right-ear advantage; Structural model; Attentional model

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