Association between puppy classes and adulthood behavior of the dog
書誌情報Ángela González-Martínez, María Fuencisla Martínez, Belén Rosado, Isabel Luño, Germán Santamarina, María Luisa Suárez, Fernando Camino, Luis Felipe de la Cruz, Francisco Javier Diéguez, Journal of Veterinary Behavior, Volume 32, 2019, Pages 36-41, ISSN 1558-7878, https://doi.org/10.1016/j.jveb.2019.04.011.
表題の論文を日本語訳してみました。翻訳アプリにかけた日本語訳を英文に照らして修正していますが、表記のゆれや訳の間違いがあるかもしれません。正確に内容を知りたい方は、原文をご覧ください
Abstract
本研究は子犬および幼犬のパピークラス受講が成犬時の行動に及ぼす影響を評価することを目的とした。
そのため、80頭の犬(うち32頭はパピークラスに参加、残りの48頭は未参加)を対象に、パピートレーニング終了1年後に飼い主が記入する「犬行動評価・研究質問票」を用いて評価を行った。
パピークラスに参加した犬は、子犬(3カ月以下)15頭、または幼犬(3カ月以上)17頭に分類された。順序回帰モデルを用いて、「犬行動評価研究質問票」によって評価されたさまざまな行動特性に対するパピークラスの影響を推定した。
その結果、クラスに参加したことのある子犬・幼犬ともに、攻撃性・訓練性・非社会的恐怖・触覚過敏のスコアがより良好であることが示された。
このことから、パピークラスに参加することは他の子犬や人との社会的接触に重要であり、犬の長期的な行動に関連する可能性があることが示された。