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心理臨床における法・倫理・制度–関係行政論–(’21)

心理臨床における法・倫理・制度
–関係行政論–(’21)

※この科目は、放送大学の学部において、公認心理師の資格取得に必須の科目となっています。

1章 心理臨床における法・倫理・制度の基本

1.はじめに
2.心理臨床という概念
3.契約という概念
4.準委任契約とは
5.心理臨床実践における法律と倫理
6.本書全体の流れと学習に際しての留意点
7.倫理と法律の関係

2章 日本における心理臨床に関する資格の歴史と

1.心理臨床において資格が必要な理由
2.日本における心理臨床に関する資格の歴史
3.心理職の国家資格と関係する医療における重要概念
4.公認心理師法
5.おわりに

3章 いのちを支える法・倫理・制度

1.はじめに
2.ライフステージといのちを支える法律
3.出生にかかわる法律と倫理
4.深刻な健康危機への対応
5.生活しづらさにかかわる法
6.自殺にかかわる法・倫理・制度
7.死にかかわる法・倫理・制度
8.災害と法律
9.いのちを守るという仕事

4章 の心理支援に関係する法・倫理・制度

1.子どもの健全な育ちと法律
2.戦後日本社会の状況と法整備・改正の推移
3.子どもの心理支援と法と倫理
4.むすび

5章 家族の心理支援に関係する法・倫理・制度

1.家族のライフサイクルに伴う諸問題と法律
2.家族の心理支援と法・倫理・制度

6章 勤労者の心理支援に関係する法・倫理・制度

1.はじめに
2.労働衛生管理体制
3.メンタルヘルス対策
4.労災、自殺、安全配慮義務、過労死等防止対策推進法、過労死等の防止のための対策に関する大綱
5.休業者への支援
6.労働契約法
7.男女雇用機会均等法
8.働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(働き方改革関連法)
9.心理支援を行う際の倫理

7章 高齢者の心理支援に関係する法・倫理・制度

1.はじめに
2.高齢者支援の歴史
3.地域包括ケアシステムの展開
4.認知症の人を支える
5.高齢者の自己決定権
6.高齢者の虐待防止など
7.心理専門職の役割

8章 保健医療分野における法・倫理・制度

1.はじめに
2.医療法
3.医師法
4.保健師助産師看護師法(以下保助看法)
5.その他のメディカルケアスタッフ
6.患者の人権、自己決定権、インフォームド・コンセント
7.守秘義務
8.連携

9章 精神障害に関する法・倫理・制度

1.はじめに
2.精神保健福祉法
3.心神喪失者医療観察法
4.障害者総合支援法

10章 コミュニティ及び福祉分野における法・倫理・制度

1.はじめに
2.憲法と社会保障
3.社会保障に関する法律と制度
4.社会福祉に関する法律と制度
5.公衆衛生に関する法律と制度

11章 教育分野における法・倫理・制度

1.学校教育の土台を支える法律と制度
2.すべての子どもが安心・安全なで教育を受ける権利を保障する法律や制度
3.学校における心理支援に関する事業や施策
4.学校における心理支援と法と倫理
5.むすび

12章 司法・犯罪分野における法・倫理・制度

1.はじめに
2.犯罪の定義と刑事訴訟の手続き
3.犯罪者の処遇
4.少年法による非行少年の処遇
5.犯罪被害者に対する対応

13章 心理臨床実践における倫理

1.はじめに
2.守秘義務
3.多重関係
4.インフォームド・コンセント
5.公認心理師法における倫理的要請

14章 心理臨床研究における倫理

1.研究の重要性
2.研究倫理の最近の動向
3.守秘義務とは
4.利益相反とは
5.研究におけるインフォームド・コンセント
6.研究事例におけるプライバシーの保護
7.著作権と引用について
8.調査研究における倫理
9.おわりに

15章 心理臨床における法・倫理・制度–展望のまとめ

1.はじめに
2.さまざまな法律が関与する現場
3.学校教育へのはたらきかけ
4.多職種チームによる心の支援
5.心理専門職のキャリアパス
6.横断資格に求められる未来
7.科学技術の進歩と心の支援
8.法律家と心の支援
9.心の支援と施設化
10.偏見の問題
11.諸外国との比較
12.法律による心の支援の整備が必要な分野

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