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発達心理学概論(’17)

2018年度2学期は、「発達心理学概論(’17)」を受講しました。認定心理士の資格取得のための必修科目です。

基礎系科目なので、ほかの心理系科目に関連した内容が多いです。本当は、最初に受講するとほかの内容の理解がより進んだと思います。

  1. 発達とは
  2. 発達心理学の諸理論
  3. 発達研究の方法
  4. 乳児期の発達:知覚と
  5. 乳児期の発達:アタッチメントの形成
  6. 幼児期の発達:と認知
  7. 幼児期の発達:自己と社会性
  8. 児童期の発達:認知発達と学校教育
  9. 児童期の発達:自己概念と社会性
  10. 青年期の発達:アイデンティティの形成
  11. 成人初期の発達:大人への移行
  12. 成人期の発達:中年期危機とジェネラティビティ
  13. 老年期の発達:喪失とサクセスフル・エイジング
  14. 発達と:メディアの影響
  15. 発達と環境:文化の影響

発達心理学のなかでも「文化の影響」については、多くの人があまり意識していないと思います。欧米のものが(日本より)よいという風潮が、第二次大戦後長きにわたって続き、あらゆる分野でこのように考えられてきました。ドッグトレーニングの分野においても然りです。

仮に、一個人が欧米式の考え方になじむことができて、そのとおりに犬のしつけを行ったとしても、その人とイヌが暮らす地域社会の文化となじまず、かえって迷惑行為となってしまい、何のために時間をかけて、努力したのか、わからなくなってしまいます。自分をとりまく文化との共生を念頭においた内容を考える必要があります。

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